少し手応え
先日の経験から、「やはりモダンギターよりよく聞こえる」と思うようになった。そしてこんなメッセージを見つけた。
http://ezaki.eshizuoka.jp/e111884.html
このメッセージを書いた方の作った楽器が欲しくてしかたない青春時代があった。
先日の経験から、「やはりモダンギターよりよく聞こえる」と思うようになった。そしてこんなメッセージを見つけた。
http://ezaki.eshizuoka.jp/e111884.html
このメッセージを書いた方の作った楽器が欲しくてしかたない青春時代があった。
演奏は残念ながら私ではない(笑)。Cale Hoeflickerという人の演奏。
演奏もさることながら楽器がすごい。ヘルマン・ハウザーの父親であるジョセフ・ハウザー(1854-1939)の1890年製の楽器とのこと。
ジョセフ・ハウザーはもともと大工だったという。たまたまチターの演奏家と知り合ったことがきっかけで、ミュンヘンの近くの古い小屋を借りて楽器づくりを始める。次第に楽器が評価されるようになり、1875年にはワークショップを確率確立する。ところが不運なことに1900年、ジョセフは路面電車事故で腕をなくし、ワークショップを売らざるを得なくなってしまう。
・・・・・・と、こんなコメントと音源を収録してあるサイトがあるのだ。
古くは1761年の楽器から2008年のものまで、主にスペインの楽器を中心として実に200本ほどの音のサンプルと注釈が載っている。http://www.zavaletas-guitarras.com/
録音条件もほぼ同じようで演奏場所の違いによる音の変化が少なく、楽器そのものの特徴がよくわかるようになっている。
それぞれの価格帯を見ると「日本人が楽器の相場を上げている」というのがなんとなくわかる。
探し物があって リサイクルショップに行ったところ、ヤマハのギターが3000円で売られていた。かわいそうなので連れて帰った。
糸巻きを交換してサドルとナットを調整したら、使えるではありませんか。
相変わらずヘタな演奏だけれどその音。曲は Peter jermer の 『Kranich aus dem Westen(西から来た鶴)』の一部。
カンテレが人気が出そうだ。北欧の伝統楽器らしい。北海道在住の「あらひろこ*1」という人が演奏している。音色が最大の魅力。サスティンも長く、消音が難しいかもしれない、などと余計なことを思ったりする。http://www.myspace.com/hirokoaraで試聴が可能。*2
今日23日、秋田市のココラボラトリ-(秋田市大町3丁目1-12 川反中央ビル1F)で、ライブが開かれる。15:00開演。料金は3000円 。*1:自身のHP:http://white.ap.teacup.com/kantele/
*2:アクセスしたときはサーバーの反応がかなり遅かった。
半年ぶりにやっと仰向けに寝られるようになった。
こんなに幸せなことだったかと実感。爽快に目が覚めた。
さて、前にここでストラディバリウスについて長々と書いたことがある。
このストラディバリウスについて玉木宏樹はこのように書いている。
(引用ここから)
ストラディヴァリウスの最高作といわれるヴァイオリンが史上最高値の3億9千万円で落札
されたという。またぞろ名器信仰が話題になるんだろうが、私はこの手の話は吐き気がする
ほど嫌いである。大体ストラドの時代と今ではヴァイオリンの奏法が全く違うし、楽器に対
する負荷も全く違う。昔は天井の高いそれほど広くない所で、響きを大切にしていたから大
きな音は必要なくピッチも今よりかなり低かったし、指板自体も非常に短くて、今のような
高音部は演奏しなかったので、弦は裸のガット線、それもかなりフニャフニャだったし、弓
の張りも強くなかったから、駒に対する圧力も全然大したことはなかった。
第一本当にストラドがいい音がするのか誰も証明したことはない。過去何回か目隠しで何台
かのヴァイオリンの音のテストをやって、ストラドが一番いい楽器だということには殆どなっ
てないそうで、大概は最近作のヴァイオリンの方に凱歌が上がっている。私は10年位前に
出した「猛毒クラシック入門」という本の中でもばかげた名器信仰をブッた斬っているが、
全く世の中に変化はない。
現に、TVで競り落とされたストラドを女性が奏いていた、クライスラーの「愛の悲しみ」。
一体どこの学生が何してるんじゃ、と思っていると、これがそのストラドを演奏していた音
だったのだ。
(引用ここまで)
現代のバイオリン製作家にも同様の意見を持つ方が多いようだ。
名器は高い。それなりの人でないと買えない。
持つにふさわしい人は相応の技術と音楽性を持っているだろう。
多くはすばらしい音楽を奏でる。
聴衆は、その美しい演奏と楽器の音の良し悪しを混同してしまう。
そこに名器神話が生まれる・・・・・・
・・・・・・などと勝手な想像をしてしまった。
何となくクラシックギターの世界でも似たような現象があるような気がしている。
表面版を何度も削りなおして紙みたいに薄くなってしまっている楽器、クラックの修理のため
パッチの木片が内部に沢山ついている楽器、レントゲンを撮ったらクギが見えた19Cギター
などなど。ラベルというか名前がその楽器のすべてというのはかなりあると思う。
新作でも、名前の聞いたことがない人のものがいきなり300万以上の価格がついていたりする。
悪い楽器ではいい演奏はできないが、良い楽器を使うといい音楽ができるとは限らない。
個人的には、丈夫で演奏者の意思を正しく反映してくれる楽器が名器だと思うんだけど。
世界的に有名なブラジルの歌手で、文化相も務めるジルベルト・ジルが愛用していたギターが
盗まれたそうだ。駐車中のクルマのガラスを割られ持ち去られたとのこと。
ギターは「タカミネ」。17年前にニューヨークで購入したもので、ジルベルトはほとんどの
コンサートでこのタカミネを使用してきたという。
17年ものあいだ同じ楽器を使い続けていたことについて、私はジルの真摯な姿勢を感じてしまう。
もともとすばらしい楽器だったということはもちろんあるだろう。しかしそれ以上に、楽器を
知り尽くすことで生まれる「楽器とプレーヤーとの補完」があったから使い続けたということ。
つまり欠点も知っているから助け合える・・・・・ そんなところあったのかもしれないと思ってしまう。
それだけの思い入れをもって接したら、きっとどんな楽器でもよく鳴ってくれるような気がする。
私もタカミネを1本持っている。
作りがしっかりしていて、雑音がほとんどない。
ところが、ここ数ヶ月ケースから出していない。
こんな状態だと鳴るものも鳴らないだろう。
ちょっと反省させられる記事でもあった。
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